介護

在宅介護での主な登場人物。認知症のばあちゃんの話②

こんにちは、ホクぼです(^^)/

今回は、クセ強ばあちゃんの続きをお伝えしたいと思います。いよいよ認知症についてです。

最後までお付き合いください。

 

認知症と分かるまで

何度もお伝えしている通り、ばあちゃんは病院が嫌いです。

昔から物忘れはあったけどボケとは違うような、認知症なのかな?と疑うような行動が見え始めていたので、病院で検査をした方がいいなと思っていました。

以前にも書きましたが、急激な物忘れや悲観的な言動、感情的になり暴言を吐きまくる。

ちょっと今までのばあちゃんとは種類が違うというか、

「じいちゃんの要素あるぞ」

って感じです。笑
ただ、どう連れ出そうか悩みましたね。

 

「ちょっと認知症っぽいから」

なんて言えませんし、どこかが悪いわけでもない。脳の検査というとじいちゃんがやった時の嫌なイメージがついているから嫌がるんじゃなかろうかと。

じいちゃんがMRI検査をした時はすでに認知症だった為、

「物凄い大きな音がしてひどかった。」

「なんであんな検査せんといかんだ」

とばあちゃんに散々言っていたそうです。検査も途中までしかできなかったですからね、、

 

色々考えたけど、結局きちんと言えませんでした。ですが、引っ越す前にもらっていた薬がなくなるタイミングだったので、新しい病院に予約をし脳神経外科に連れて行くことにしたのです。

ただこれが、ばあちゃんにとって屈辱的だったみたいで、、

というのも、脳の検査の前に簡単に物忘れの検査を先生がしてくれたんですが、それが全くできなかったんです。

できなかった恥ずかしさは、ばあちゃんにとって、とても強かったみたい、、

 

診察後、待合席に座るや否や、周りの患者さんおかまいなしに取り乱し、

 

「なんでこんなんやるって教えてくれんかったんや」

「恥かいた、こんなんするなら死んだ方がましや」

「また来んといかんならな、ばあちゃん自殺するでな」

「こんなのな、せんでええんや」

 

涙目で訴えてくるので私もどうしたらいいか、、そんなん言わんとって、、

このところばあちゃんの様子がおかしいから不安で、もし認知症と分かれば今からケアもできるし、気持ちも理解できる。色々考えてのことなのにとても悲しい気持ちになりました。

ただ、できなくてもしょうがないと受け入れらる人もいれば、ばあちゃんみたいに自分はできるという自覚があったのか、周りにそう思われるのが嫌だったのか、そんな自分にショックを受けたのか、あの取り乱しようは認知症だからなのかな。

この時点で先生も、認知症の疑いはありそうとおっしゃっていたので、そういう言動があるのも分かります。ただ、そういう言葉は聞きたくないですし、辛いですよね。たとえ病気であっても。

ばあちゃんの気持ちも分かるけど、この時ばかりは悲しさの方が大きかった。

 

MRI検査をするのも今日か別日で選べると言われましたが、後日だとしないと言いかねないので、無理くり今日やってくださいとお願いしました。

本当はこんな状態なので後日にしてあげたかったけどね、、

しばらく時間が空いたので、とりあえず気持ちを宥めて落ち着かせました。心配なのはMRIをちゃんとやってくれるかどうか。すごく考えて、どう伝えたらいいのか。何て言ったらやってくれるか。

私だけでは不安だったから妹①を呼んで二人がかりで考えて、結局、

 

「頭の検査したことないから一度やっておこう」

 

と伝え、意外とすんなり受け入れてくれました。笑

 

しかも終わった直後何と言ったと思います??

 

「じいちゃん言うよりガンガン音もせんし、ばあちゃん大丈夫やったわ」

 

だそうです。心配して損しました。笑

 

検査結果は、小さい脳梗塞がいくつかあり、「脳血管性認知症」でした。

脳梗塞が小さいのと場所もよかったこともあって、今すぐに何かというわけではないけど、認知症の部分というのは日によっても波があったり、感情のコントロールができなくなったりするそうです。

やはり、ばあちゃんの最近の言動などは認知症が原因だったんだと、分かってスッキリしました。

じいちゃんは「アルツハイマー型認知症」です。じいちゃんのように物忘れがひどくなることもあるけど、どちらかというと緩やかに、まだらに進行していくみたいです。

とりあえず、頑張ったばあちゃんと私たちは、帰りにランチを食べに行きました。デザートも忘れずにね、、笑

 

大変さはここから

ばあちゃんも認知症と分かってから、こちらとしても大変さが分かり始めてきました。

ばあちゃんは自分の事は認知症と分かっていません。なんでもできると。じいちゃんに関しても

「ばあちゃんが世話するから大丈夫だ」

といいますが、そんなことは決してありません。

じいちゃんが認知症ということもはっきりとは理解していません。というのも、物忘れがひどいのは言い聞かさんと分からんからだと思っているんです。

 

「じいちゃんが忘れてしまうのはしょうがないんだよ」

 

私たちは忘れてしまうことをまず理解する。同じことで怒って、同じことを注意して、できないことに腹を立てる。これじゃあじいちゃんもかわいそうです。

だって本人は、なんで怒られているか分からないから。

それを、ばあちゃんに優しく教える。

 

「じいちゃんは忘れてしまう病気だから、何度伝えても覚えられないの。怒ってもこっちがしんどいだけで、分からないからそんなに怒らんでいい」

 

そうするとその時は、理解します。

ただこれも、ばあちゃんはすぐ忘れてしまうんだよな~笑

だから次の日もまた次の日も、同じように「なんでできないんや、言ったやろ」と喧嘩が始まる。

じいちゃんお得意の「知らんで」
それでばあちゃんもまたヒートアップしちゃう。間に私が入らないと収拾つかないんですよね。

やっぱり理解してないと、分かっていないことも分からないから、ひたすらに怒る。そうすると自分も疲れるんです。

もう少し言い聞かさないと、ばあちゃんも倒れてしまいそうで、、

老々介護で、さらにダブル認知症。

じいちゃん大変だなと思っていたけど、ばあちゃんの方がもっと大変かもしれないと気付いてきました、、笑

 

ばあちゃんのリハビリ拒否

認知症にとっていけないことは、部屋に引きこもっていること。
先生にも、介護認定を受けてリハビリを活用するようにと言われました。

後に認定を受け、結果は「要介護1」

やはりリハビリは必要です。じいちゃんのストレスでも誰かに話すだけで全然違うと思います。

私たちがもっと話を聞いてやればいいんですが、同じ話ばかり何度も何度も聞かされますし、基本的にネガティブな話ばかりなので、聞く方も余裕がないと気持ちも滅入ります。

身内以外に話し相手ができることは私たち家族にとっても非常に助かるのです。

ただ、ばあちゃんはやっぱりクセ強なんです。ブレない。笑

 

そういえば、じいちゃんがリハビリに行くことも当初は反対していましたから。

もちろん現在はリハビリに行ってくれることを快く承諾してます。正直家でずっと看るのは、ばあちゃんでも大変だと、ここは理解できているみたいです。

ただ、自分が行くのは断固反対。絶対に行きたくないと言います。

きっと、リハビリはみんなの前であいさつしたり、字を書いたり計算したりと、自分が苦手と思うことをやらされる、また恥をかくという先入観があるからなんだと思います。

ばあちゃんは人と話すことが好きで、裁縫も好き。そんな人が集まったリハビリもあるとのことなので、絶対行けば楽しいはず。それに引っ越しをして友達がいなくなってしまったので、いい機会だと思うんです。

それでもばあちゃんはどうしても行きたくないと。

私たちもそんなに行きたくないというのを無理に行かせることもできないので、今はラジオ体操や散歩など、リハビリに行かなくてもなるべく体を動かすようにしています。

週に1回でもいい、半日でもいいから行ってほしい。私たちが休める時間もちょっとは下さいよ、、笑

 

ばあちゃんも認知症と分かったからこそ、なるべく1人にはさせられないなと思ってます。

 

「じいちゃんが死んだらリハビリ行ってもいい」

 

と言ってたけど、信じていません。
言ったことも忘れてしまうしね。笑

そんな日が、来てほしいような、来てほしくないような、、

色々思うことはあるけど、まだまだ元気だし、考えられないよ。しんどいけど、結局ここに落ち着くんだよな、、

 

では、今日はここまで。
次回をお楽しみに☆

ホクぼでした~(^^)/

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